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  • 2025/9/14

10/30【広島開催】おんなじいのちツアー2025 ゲスト小川公代さん


「おんなじいのちツアー2025」と題して、抱樸理事長・奥田知志が全国各地を巡る企画の広島開催講演会です。

日時:2025年10月30日(木)開場18:30/開演19:00(21:00終演予定)

内容:第1部 「希望のまち」進捗報告(NPO法人抱樸 理事長 奥田知志)

   第2部  ゲストを迎えての対談
        登壇者 小川公代(英文学者)
                  奥田知志(NPO法人抱樸 理事長)  

   終演後、サイン会を行います。登壇者の書籍は会場でも販売します。
  (すでにご購入の書籍をお持ちいただいてもサインいたします。)

 

会場:日本バプテスト広島キリスト教会(広島市舟入町12-7)
   アクセス https://hiroshima-baptist-church.com/

料金:資料代 1,000円
※下記ページよりお申し込み頂いた上、会場受付にて現金にて受領いたします。
https://houboku20251030.peatix.com/

定員:100名

申込締切:10月29日(水)※定員になり次第受付終了とさせていただきます。

主催:NPO法人抱樸

<お問い合わせ>

NPO法人抱樸 ℡:093-653-0779(平日9:00~17:00)メール:npo@houboku.net

 

<登壇者プロフィール>

◉小川公代(おがわ・きみよ)英文学者

専門は文学、医学史。さまざまな文学作品を読むことから「ケアの倫理」について考察した『ケアの倫理とエンパワメント』を2021年に発表。近刊は『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波書店)。ほかの著作に『ケアする惑星』『翔ぶ女たち』(いずれも講談社)、『世界文学でケアを読み解く』(朝日新聞出版)、『ゴシックと身体 想像力と解放の英文学』(松柏社)などがある。翻訳書にシャーロット・ゴードン『メアリー・シェリー 『フランケンシュタイン』から<共感の共同体>へ』(白水社)など。

 

◉奥田知志(おくだ・ともし)NPO法人抱樸 理事長

1963年生まれ。東八幡キリスト教会牧師。関西学院大学神学部修士課程、西南学院大学神学部専攻科をそれぞれ卒業。九州大学大学院博士課程後期単位取得。1990年、東八幡キリスト教会牧師として赴任。同時に、学生時代から始めていた「ホームレス支援」に、赴任地の北九州でも参加。事務局長等を経て、北九州ホームレス支援機構(現 抱樸)の理事長に就任。これまでに3700人以上のホームレスの人々の自立を支援。著書に『「逃げおくれた」伴走者』(本の種出版)、『助けてと言える国へ』(茂木健一郎氏共著・集英社新書)、『ユダよ、帰れ』(新教出版社)、『伴走型支援』(有斐閣)、『すべては神様が創られた』(木星舎)など。

<新著>『わたしがいる あなたがいる なんとかなる 「希望のまち」のつくりかた』(西日本新聞社)
著者:奥田知志 判型:四六判/288頁/並製 定価:1,700円+税 (税込1,870円)

【内容紹介】

 生きる意味のない“いのち”なんて、あってたまるもんか
 困窮者支援のその先へ、誰もが「助けて」と言い合える居場所、「希望のまち」が誕生する

 奥田氏と同法人の職員が出会った、路上に生きる人や生きづらさに苦しむ人とのエピソード、新型コロナを経て現場で感じる社会の変化を綴る。

 単身世帯が増え、孤立が深まる中で自己責任論が蔓延、誰もが苦難に陥る可能性が高まっている。こんな状況の中、2026 年秋、三十数年の活動の集大成ともいえる「希望のまち」が完成する。この“まち” はどんな人も一人にしない“なんちゃって家族” になれる場所。分断と格差が広がり、偏見と差別が交じり合う社会に一石を投じる試みが始まるのだ。

 抱樸が理想とする「希望のまち」が生まれるまでの歩みと、未来への提言が満載。
 北九州市の武内市長と小説家の町田そのこさんとの鼎談も収録。